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 #007:Hank Mobleyに学ぶコンディミのパターン(Date: 2012. 10.30)

今回はハンクモブレイの名演、This I Dig of Youからです。
1960年の録音ですが、ハードバップ期の演奏でこの頃になると、いわゆるツーファイブの中にコンディミのサウンドが当たり前のように使われます。

そのさりげない基本的な使い方のアイディアを、ハンクモブレー先生に学びましょう。

http://youtu.be/WVS9pHHsGjg?t=2m35s

最初の例は、02:36辺りになります。
4度進行の○7の部分で、コンディミを使っています。
コンサートキーと練習しやすいようにInCの2つのキーで表示しています。

コンディミの基本的パターンの動き方をラインにうまく挿入しています。
この楽譜でいうと、1小節目の4拍目からコンディミのパターンが始まっています。

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http://youtu.be/WVS9pHHsGjg?t=3m6s

2つ目の例は03:10辺りのⅣ#m7b5-Ⅶ7-Ⅵm7のところです。ツーファイブの進行を、フラット系セブンスコード一発と捉えて、コンディミ一発で吹いています。即ち、Em7b5-A7のところをA7一発と捉えてAのHalf-Wholeを吹いています。

下の段にはパターンをG7で書き変えてみました。
このように1小節のツーファイブ(4度進行)では、コンディミを弾く時間がないので、マイナーコードを無視して大きく捉えることはよくあります。
さりげなく使われていて、非常にいい使い方ですね。

www.tomosax.net



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