#002:Sonny Stittに学ぶコンディミのパターン(Date: 2012. 09.16)
Sonny Stittは、Hank Mobleyらと並んでバッパーの中でも比較的早くからコンディミを使い始めていました。
そのスタイルは、後年になってもあまり変わらず、定番のLover Manでは後期の演奏でもコンディミを使い続けるのを多く見かけます。
今回の演奏は1958年のハードバップ全盛の時代です。
使い方は、バラードで最後のⅤ7で止まったときに、ディミニッシュのパターンが出てきます。
キーはDbmajorで、Ⅴ7であるAb7でディミニッシュを使用しています。

バラードの終わり、カデンツでのお手本のような使い方で、これ以降のミュージシャンではこのハードバップの時代では特に、このような使い方がよく見られます。
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